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 ダート2,400m。
2006.06.04(Sun)
「ついに米国三冠最終戦、ベルモントSまであと1週間になった。ダービー馬Barbaroの故障に続き、プリークネスS馬Bernardiniも回避が決定。両クラシック馬がいないなんとも寂しい1戦になってしまった。
日本でも似たような現象は多々ある。例えばキングカメハメハ。陣営は秋は神戸新聞杯から天皇賞を目指す事を公言していた。結局屈腱炎で叶わぬ夢となったが、ダービー勝ち馬が堂々菊花賞に出てこないというのは、ある意味現在のクラシック体系に対するアンチテーゼであるのかもしれない。ちなみに、フランスでは2,400mという距離自体すら近代スピード競馬に似つかわしくないとして、フランスダービーが2,100mに短縮された。
ベルモントSはダート2,400mで行われる。この距離は、数ある米国のレースの中で最長にして唯一の距離である。ここに、米国三冠馬が1978年のAffirmed以来誕生していないカラクリが隠されている。
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もっとも大きな要因は「Belmont S.の1レースのためだけに長距離を走れる馬を作らない」ということである。アメリカの競馬はスタートからガンガン押して行く「スピード競馬」が主流。短距離戦がもっとも多く、チャンピオンを決めるダービーやBCクラシックで2,000m。当然、馬主が欲するのはそういう距離で強い馬であり、ベルモントSを勝てるような馬ではないということだ。
また陣営や関係者にしてみれば、三冠と言えどもダービー以外はそれほど本気で取りにこないという事実もある。ダービーを目一で仕上げて、残る二冠は余力があれば走る。今年を例にすれば、出走馬が20頭いたダービーから一転、プリークネスSではわずか9頭だった。日本ではクラシックレースが10頭を切るなど考えられない。さらにベルモントSは距離も2,400mと特殊なため、今年のBernardiniにようにプリークネスSを勝っただけの馬には何の興味も湧かないレースになってしまっているのだ。
米国三冠達成の難しさはローテーションの厳しさも挙げられるが、それよりも「適正」の問題の方が大きいのである。」
と、そんな話を先日Belmont Park競馬場を訪れた際、p4p.さんと話したのだった。

ちなみに世界でもっとも速くダート2,400mを奔ったのは、米国競馬史上最強の1頭Secretariatである。そのタイムは驚愕の2分24秒0。ベルモントSでは馬なりで後続を突き放し、フィニッシュした時は31馬身もの差がついていた。

日本のダート2,400mのレコードは、昭和58年1月6日、重の中山でピーチシャダイが出した2分28秒8。ダートの質の違いがあるとはいえ4秒以上違うというのは笑うしかない。
Secretariatは芝でも強かった。だからダートの2.400mも奔れた(米国の芝には2,400m以上のレースもポツポツある)。米国三冠達成の鍵はここにある気がする。つまりは、芝でも強いダート馬。芝でデビューして3連勝したBarbaroは、試しに使ったダートでメチャメチャ奔った。ここでクラシックを目指すことを決め、結果ケンタッキーダービーを制した。もともと芝馬だと思われていたので2.400mという距離には何ら問題はなく、陣営はベルモントSから逆算してレースを組んでいるとも語っていた。三冠後には凱旋門賞挑戦プランまであったという。そこまで言うなら見たかった。ダート2,400mを奔るBarbaroを。
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// 04:07 // アメリカ競馬-Belmont Park // Trackback(0) // Comment(0)
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