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 競馬新聞を解読する試み。
2006.04.23(Sun)

サンタアニタ競馬場1レースをサンプルに、“PASADENA STAR-NEWS”を紹介したいと思う。安新聞のため(イメージとしてはスポーツ新聞の競馬欄の超縮小版)、非常にチープで分かりづらい。
まずは、レースの概要を見て驚いた。写真上段に注目。

3710---2 Furlongs~(省略)----日本語風に言えば2ハロン、わずか400mのレースだった。さらに読み解くと、Maidenとある。これはいわゆる未出走、未勝利の意(多分…)。次いで2-years-old!!驚くべきことに、すでに2歳戦が始まっているのである。アメリカでは、日本や欧州と違って、何億もする高額馬も早く仕上がればドンドン出走させる気質。早熟馬に対する評価も高いという。それにしても、まさか4月に2歳戦をやることになるとは思ってもみなかった。続く「Cal-breds」はこれまた推測だが、Cal(California)-breds(育ち)で、カリフォルニア産だと思われる。日本の九州産限定戦のような位置づけか。そして賞金が$36,000。ここまでが、取りあえずレースの概要である。
さて馬柱の考察に入る。一番左の「Index」がなんであるかは分からない。上記2頭だけに(3622)と記されていることから見ると、多分この2頭は未勝利馬。レースからはじき出される何らかの数値だと思われる。続いてはそのまま馬名とジョッキー名。どうでもよいが、「,」で区切るな。判別しづらくてしようがない。「Wt」も不明。ゲーム、ウイニングポストで欧米馬に表示されるなんかの数字(強いと高くなる)なのだろうか。もっか鋭意調査したい。
そして「Post」は馬番であるわけだが、ここまで来て馬番順に並んでいないことに気づいた。視線を表の一番右に持っていくとOddsがあるが、それを見て納得。なんと、Ossd順に並んでいるのである。親切というか大きなお世話というか。(ちなみにこのOddsは、予想屋がつけた、まさに「予想オッズ」なわけで、もう一人の予想屋の馬柱はまた別の順番で馬名が並んでいる)。一つ戻って「Comment」は短評かなにかだろう。競馬場では訳す時間がなかったが、時間もあるしせっかくだから1レースの分を訳してみた。電子辞書片手の難作業。専門用語も分からないので、誤訳・妙訳・異訳・珍訳はご勘弁。中には、自分でも意味が分からないものも含まれます。
Has'em over barrel疾走させるだけだ?
Ruined by show startスタートで崩れなければ
Nice drill form gateゲートのドリル(キック力か?)がいい
OK preps,Tyler up準備はオッケー。タイラー(騎手)がよくわかっている
Part of good teamいいチームの部分?
Cut out for speedスピードの制御ができない
Better see race first初戦(あるいはレース前は)より良く見える
Fair works for debutデビュー戦にふさわしい仕上がり?
Colt by Six Below子馬より劣る?
ぬぅ。ほとんど理解できない(笑)。ニュアンスぐらいは伝わるだろうか…。
最後に、Long shotとは大穴の意味。

この予想家の場合はLOAD MYSTERIOを挙げているわけだ。これで、新聞から読み取る事のできる情報はすべて。お分かりの通り、たいして予想の役には立たなかった。出走の少ない(あるいは無い)Maiden戦だからではない。その他の古馬のレースも同じ情報で紙面が作られている。50¢だからだろうか。
もちろんパドックもあるわけだが、まあ素人が見た所でたいした役には立たないだろう。僕は日本でもパドックを重視しない派だし。ぜひ、この情報で予想してみていただきたい。予想し終わったら、以下の白い部分を選択してみてください。1着El Banco-2着 Load Mysterio-3着Ata Bertrando。どうでしたか?ちなみに僕は駄目でした。的中率の悪さは、米国も同じだった。
次は、競馬場で拾った(!)DAILY RACING FORMをちょっくら検証。

米国本格派競馬新聞

拾ったと言うのが情けないが、文無しの僕に取っては貴重な資料。じっくりと検証していきたい。
本来ならば“PASADENA STAR-NEWS”と同じサンタアニタ競馬場の1レースをサンプルにしたいところなのだが、あいにく落ちていたの新聞からサンタアニタ競馬場の部分だけがごっそり抜けていた。開催競馬場のレースだから当たり前なのだが、惜しいことをした。ということで、Golden Gate Fields競馬場の馬柱を使うことにする。

まずは写真を見ていただきたい。大きくタイプされた「2」。これは言うまでもなく第2レースのこと。1 MILES(=約1,600m)、1:33:(多分レコード)がいわゆるレース概要。続くMd 12500というのは多分Maiden戦の何かということだと推測される(曖昧)。賞金は$9,500、未出走・未勝利戦、三歳が条件になる。「Weight,119 lbs」は不明。馬柱を見ると、全員L119以下の数値が表記されているので、それに関係すると思われる。そして最後に「Claming Price $12,500.」とあるが、これが日本や欧州にはない、アメリカならではの概念、「クレーミング競走」を意味するワードである。以下、クレーミング競走について、またまた「海外競馬完全読本」より解説文を抜粋する。
「アメリカ競馬を理解するうえで忘れてはならないのがクレーミング競走の存在。アメリカのレースの大半を占める(65%)この競走は、現役競走馬の売買を目的としたもので、セールとともに競走馬の流通の根幹となっている。日本ではなじみのないものだが、このレースが存在することにより、競走馬の流通がスムーズに行われていることは確か。馬主や生産者にとって、欲しいときに買え、売りたいときに売れるこのシステムはなくてはならないものといっていいだろう」
ということから推測されるに、多分このレースで見た馬が(欲しい!)と思った場合、買い手は$12,500でその馬が購入できるということだ(ろう)。ここら辺の事情に関してはあくまで憶測の域を出ないので膨らまさないでおく。
さて、いよいよ肝心の馬柱の解剖に入りたい。この日のGolden Gate Fields競馬場の2レースは、5頭立てである。取りあえず、1番の馬を見ていく。


(横長だったので、2段に区切りました。あしからず)
馬名はEmma's Prize(エマのご褒美?)。その下は、オーナー名、勝負服の紹介である。$12,500は先に紹介した売買価格であろう。GARCIA Mはジョッキー、その横の()内の数値は勝敗・勝率。横に目をやって、Dk.b or br g.3(Mar)は毛色と生年っぽい。Sireは父、Emma's Prizeの場合はTwin Spires(その父Storm Cat)である。$3,500はセールでの落札価格か。Damは不明、BrはBreeder(生産者)とTrはTrainer(調教師)と続く。次からは戦績の表示である。
6Apr06-8GG~は、2006年4月6日、GG(Golden Gate Fields競馬場)8レース、gdはgoodの略で馬場状態。1は1マイルのことだろう。23:2、48:00、1:14:1、1:41:2がそれぞれ2 Furlongs、4 Furlongs、6 Furlongs、フィニッシュタイム。MdがMaiden戦のランクづけ、47という数値はわからない。
続く数字はレースにおける位置取りだろう。つまり、解析した結果はこうだ。Emma's Prizeは06年の4月6日、Golden Gate Fields競馬場の8レース(ダート1マイル・良)にGarcia騎手で出走。1コーナーを3番手でまわり、2コーナーでは半馬身差で2番手、3コーナー~4コーナーにかけて半馬身差でトップに躍り出るも、5コーナーで再び半馬身差の2着にさがり、最後は2 3/4差で2着に敗れた。勝ち馬はMr.Priamだった。
この他にも無数の数値が並んでいるが、ほとんどわからない(汗)。だが、ここまでの分析でなんとか日本の競馬新聞と同等の情報を得る事ができたと思う。問題は、レ-ス間の短い時間の中でこれらの情報を予想に組み込めるかどうかなのであった。
最後に、米国の競馬新聞を読み解くにあたってきわめて重要な要素をご紹介したい。それは、アメリカの競馬ジャーナリスト、アンドリュー・ベイヤー氏が編み出した「ベイヤー指数」である。独自の理論でレースにおけるスピードを数値かしたもので、走破タイムが非常に予想に役立つアメリカでは重宝されているという。DAILY RACING FORM紙にはその指数が掲載されているという情報だったが、残念ながらどれがその指数か分からなかった(泪)…。誰か、俺に正しい競馬新聞の読み方を…w。
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// 01:38 // アメリカ競馬-Santa Anita // Trackback(0) // Comment(5)
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コメント
 
たかあき様

外国の新聞は日本のように◎や△はないですが、情報は結構詰め込まれていますよね。
意味が分かってくるとだんだん面白くなってきたのではないでしょうか。

私も想像しながら読み解きましたが、どうしてもまだまだ分からない部分は一杯あります。
これから、各国の競馬新聞やレープロを比較するのも面白いと思います。
またいろいろ紹介してください。

さて文中に出ていたウエイトは騎手の負担重量だと思います。
単位はポンドなので1ポンド=0.45Kg、120で54㎏になります。
フリーハンデ(クラシフィケーション)では130貰うと一流馬のの証と言われているやつですね。

pom
// 2006.04.23 // 21:57 // URL // pom // edit //
 
労作多謝。
// 2006.04.24 // 20:42 // URL // トレンタム // edit //
 
>pomさん

なるほど。クラシフィケーションっすね。
毎回、無知な僕に情報ありがとうございます。
他国との比較は確かに面白そうです。
是非、なんとか調べて挑戦したいと思います。


>トレンタムさん
どうでしょう?少しは伝わったでしょうか?
こちらも分からないままの整理なので、結構無茶苦茶な部分もありますが・・・。w
// 2006.04.25 // 04:42 // URL // タカアキ // edit //
 
*勝ち馬を伏字にするなんて、パソコンの扱いに習熟しているんですね。レポ  ートが楽しくなりました。
*出馬表写真3枚取り込んでいますね。6R Derbyは小さくて読めませんし、 拡大印刷すると文字がボケてとても残念です。 
 RACE1はそのまま印刷しても拡大されて文字鮮明です。

*さて、RACE1のコメントです。お持ちになった電子辞書より恐らく語彙数の多いと思われる辞書を引いてみました。
 8番El Banco 
  「have a person over a barrel(人を困った立場に立たせる)」に次の  ような例文がありました。
  They had us over a barrel.(彼らは我々を殺すも生かすも自在であっ  た)。”ムラ馬も人気先行”というところでしょうか。
 1番Lord Mysterio
  「cut out(あてがう)」は
 He has been cut out for the job.(その仕事にうってつけだ)。月並み  に”スピード上位”。

*レースは結局出遅れた(slow start)Ata Bertrandoがまともに出たとい うことでしょう。5番Cotton's Legendのコメントに「まずレースを見た方が  いい」と書いてありますが、やはり初出走ではなく、経験勝ちなのかも。
*ところで、たかあきさんの本命7番Cutting Forceのコメント中、Six      Belowはなぜ大文字なのでしょう。ひょっとして馬名で、例えば「ベガの仔」  のような意味かも。9番Hugabugの「drill」は「練習」かしら。

*Emma's Prize
   sire(父)-dam(母)。
 数字解明できたらうれしいですね。続報大いに期待しています。



 
// 2006.04.25 // 15:46 // URL // ジュピック // edit //
 
>ジュピックさん

英訳サポート、ありがとうございます。
なんか、全然訳、間違ってましたね(汗)お恥ずかしい・・・。
あと、質問にあったSix Belowですが、ご想像の通りにどうやら母馬の名前のよう。鋭い!
その母馬に比べて、まだ小さいということでしょうか?
いま、第二の競馬場、ハリウッドパークの記事を作成中。
ぼちぼちお待ちください。
// 2006.04.28 // 04:37 // URL // タカアキ // edit //
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