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 ケンタッキーダービーを推理する
2006.04.16(Sun)
サンタアニタダービーを見た!
入り口で買ったレーシングプログラムの、第6レース、Santa Anita Derby(Grade 1)のページを開くと、見知った名前に出くわした。

A.P. Warrior號に騎乗するコーリー・ナカタニだ。ナカタニといえば、日本でお馴染みの日系ブラジル人ジョッキー。2002年の中山JCにおいて、ゴール前のデットーリ(世界No.1ジョッキー)との壮絶な叩き合いが印象的であった(結果は惜しくも破れた)。

反則ギリギリ(JC時の罰金はあったか?)の騎乗だったが、彼の勝負にかける意地を見た。(こんなところで会ったのも何か縁。彼の馬から勝負してみよう)
そう思った僕は、彼の乗るA.P. Warriorを本線に据えることにした。オッズを見ると、どうやら三番人気である。ちなみに、出馬表の右端にOddsが表記されているわけだが、意味がわからない。A.P. Warriorの7/2というのは、一体単勝でいくらなのか?海外競馬関係の記述を読んでいると、これはいわゆる「7対2」ということらしいが、何と対して7対2なのだろうか。多分、初歩的なことなのだろうからこれから勉強してみる。
読めない英語を無理くりに読み進めていくと、Post No.2のBrother Derekは連勝してきている馬である。ホームのカリフォルニア産で、父はBenchmark、母はMiss Soft Sell。脚質は逃げ。1番人気だった。
(よし。対抗はこの馬だ)
正面の大ターフビジョンにBrother Derekの姿が映し出された。勝負服を見て、ギョッとした。

やや光沢のあるエメラルドグリーンの地に、なにやら虹色の図柄が見える。レープロを拡大して紹介しよう。

なんと孔雀を施してあったのだ。馬主名見ると「Cecil N. Peacock」。意外にストレートだった。この人物が一体何者なのかはわからないが、色、模様が制限されている日本ではお目にかかれない奇抜な勝負服に、自由の国アメリカを見た(大げさか?)
-------By the way, Derekって誰なんだい? 

100点快逃!Brother Derek
ゲートが開いた瞬間、会場中がドッと湧いた。Sacret Light(聖なる光)が躓き、鼻面を地面にこすりつけたのだ(つけそうになった?)

穴馬にこの馬を買っていた僕は、天を仰いだ。先行有利なアメリカ競馬。ただでさえBrother Derekという一番人気の逃げ馬が出て来ているのに、このアクシデントは致命的だった。おまけに、馬が暴走して、オーバーペースで先行集団に取り付いていったしまった。絶望的だった。
レースは、予想通りにBrother Derekの軽快な逃げで進んだ。終始セーフティなリードを保ったまま、最終コーナーへ。我が本命のA.P. Warriorと2番人気のPoint Determinedが番手を追走。以下は、やや離れていた。A.P. Warriorナカタニの手綱が激しくアクションする。すると、並んで観戦していた米国紳士が、
「Come On!!!ナカタニィィィィ!!!!」
と、こちらも激しいアクションまじりで絶叫する。
(おお、日本と同じだ)
感心しているのもつかの間、Brother Derecが2着馬に3 1/4馬身の差をつけて悠々と逃げ切り。連勝を4間で伸ばした。本命のA.P. Warriorは、最後の最後でPoint Determinedとの戦いに破れて3着だった。
それにして、圧倒的な逃げだった。鞍上のAlex Solisはゴール手前からガッツポーズを出す余裕。このメンツでは、役者が一枚違った感じだった。ダービーが楽しみだ。
後日、とあるホームページを繰っていると、思わぬ情報を目にした。それは、ケンタッキーダービーの前売り人気で、Brother Derekが一番人気になったというのである。サンタアニタで見た馬が、もしかしたらケンタッキーダービー馬になる幸運。なかなかあるものではない。本当のラッキーは、サンタアニタダービーを観戦できたことよりも、その先にあるかもしれない。



別路線組の動向
サンタアニタ競馬場があるアメリカ西海岸は、とりあえずBrother Derekが大将格である。では、その他の地区はどうなのか?他の請け合いだが、ざっくりとさらってみたい。
まず、ケンタッキーダービーに向かうルートは大きく分けて三つある。ニューヨーク、ケンタッキー、フロリダを中心とした東地区。ルイジアナ、アーカンソーを主戦とする中南部地区。そして、今僕がいるカリフォルニアをベースにした西地区である。日本でいえば、美浦、栗東のようなものだろうか。
西地区の代表は、先に記した通りにBrother Derekである。
東地区に目を向けると、ステップレースとなっているのは、ウッドメモリアルS、フロリダダービー、ブルーグラスSの3つ。ウッドメモリアルSの勝ち馬は、泥んこの馬場をしぶとく制したBob And John。父はシーキングザゴールド。ただ、この馬はカリフォルニアの馬である。



フロリダダービーは、ここを制して5戦5勝となったBarbaro。父はDynaformer。同名の馬が日本で走っているが、多分関係ない。



ブルーグラスSは、本日行われたわけだが、勝ったのはこれまた西からの遠征馬、Sinister Minister。父はストームブート。東部の筆頭格が出走してきたわけだが、なんと12馬身超の大差でぶっちぎったらしい。どうやら、アメリカでも西高東低の空模様。日本と同じである。



さて、中南部地区を見てみる。重要ステップとなっているのは、アーカンソーダービー。本命は、5連勝中のLawyer Ron。あっさりとここもクリアして6連勝となった。文句なしで中南部代表決定。

ただ、ここで断っておきたいのは、地区のステップを勝った馬がそのまま地区代表という表現でいいのかどうかは疑問。東地区のレースに西の馬が出て勝った場合、その馬は果たして東の代表か?西の代表か?現地でのジャッジにまかせるしかないのである。ここでは取りあえず、地区別のレースを勝った馬を地区代表と位置づけている。

あと、これは埒外からの刺客とでも言えばいいのだろうか?
ドバイの王様が放つ未知なる怪物、Discreet Cat。

先のドバイワールドカップデイでは、UAEダービーに出走。日本の期待を背負ったフラムドパシオンを胃潰瘍にさせるほどの圧勝劇で、薔薇の道への通行手形を手に入れた。力関係が見えない分、本番でどんなレースを見せるのか注目。
以上が、僕が調べうる情報を駆使してまとめあげた2006年ケンタッキー相関図である。穴ぼこだらけの知識で書いたので、知っている人が読むと「?」な部分が多いとは思われかもしれない。しかし、あくまで自分の中での整理のつもりでまとめたので良しとしよう(笑)。もし、これについてご意見・ご指摘などありましたらなんなりと。

追記
ここには登場していないが、僕がケンタッキーダービーで面白いと思うのは、ウッドメモリアルSで2着したJazilという馬。ダービー公式サイトで見たレース映像で、最後猛烈な勢いで突っ込んで来た脚が魅力的だった。勢い的には、もう少し距離があれば勝ったBob and Johnも差しきったのでは?と思わせる。当日の馬場によるのだろうが、ぜひとも厚めに買ってみたい馬である。名前もいいしね。


(東邦出版・海外競馬完全読本参考)
(写真:一部ケンタッキーダービー公式サイトより拝借)
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// 14:00 // アメリカ競馬-Santa Anita // Trackback(0) // Comment(7)
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コメント
 
サンタアニタダービー&ミスター関口初勝利の日、アルカディアハンデもありましたよね?

勝ち馬は確かサイレントネーム???だったかな?

日本が誇る大種牡馬サンデーサイレンス産駒。

父の故郷である米国での重賞勝利を見ることができたのは素晴らしい経験ですね。

…日本では腐るほど重賞勝利を収めていますが(笑)。
// 2006.04.16 // 17:31 // URL // Heaven // edit //
 
レープロには馬柱もあるようなレポートですが、それも出せないですか。
レープロ、競馬新聞、一般スポーツ紙など競馬事情のメディア側面の情報もほしいですね。英語は読めなくても雰囲気が知りたい。スポーツ紙は何面に競馬記事があるのかな。見出しだけでも見たいね。
リトルトーキョーに行かれたようですが、店に日本人はいなかったかな。競馬興味あるか、ダービー買ったか、だんなさん競馬行きますか、訊けたらよかったですね。ひょっとしてノミヤがあったりして、特ダネかも。ただし、日本人だからといってノコノコついていってはいけません。
旅は長いようですから、そのうち期待しています。
// 2006.04.16 // 17:48 // URL // トレンタム // edit //
 
>トレンタムさん
レープロの馬柱・・・ですよね。忘れていました(汗)
こちらの新聞報道に関してですが、それは僕も非常に気になっている案件です。ホステルに置いてあったスポーツ新聞らしきものには、残念ながら競馬関連ニュースは見当たりませんでした。
なにか見つけ次第、またアップしたいと思います。

>Heaven
惜しむらくは、そのレースは見られなかったんですわ(涙)
時間の関係で、サンタアニタダービー終わったら帰ってしまったので・・・。後日ニュースを見て吃驚。こんなことなら、もっとちゃんと調べて、サイレントネームのレースまで見ておけばよかった・・・。無念。
ときに皐月賞はいかがでしたかね?
// 2006.04.17 // 01:18 // URL // タカアキ // edit //
 
皐月賞…。ドリームパスポート狙いましてジャンク抜け…。

桜花賞…。キストゥヘヴン狙いましてキッス抜け…。

でも一番見応えがあったのは、やはりグランドジャンプでした。

日本代表馬vsディフェンディングチャンピオン。

負けてはしまいましたが最後の直線の追込みには感動しました。

残念だったのは対抗馬バルトフォンテンの予後不良でしたが、こればかりは仕方がない事と考えるしかないので…。
// 2006.04.17 // 12:10 // URL // Heaven // edit //
 
こちらのブログでは始めましてです。
スマさん(スマーティージョーンズ05さん、長いので勝手に縮めました)のところでは書き込みましたpomです。

もうご存知かもしれませんが、オッズの見方で7/2と言うのは、受け手が7、賭け手が2を出して勝った方が9取るという意味です。日本風に言うと2出して9貰うので4.5倍となります。
(A/Bでは(A+B)/Bとなります。=A/B+1)

行った日が偶然サンタアニタダービーとは本当にラッキーですね。
私がサンタアニタに行ったのは丁度20年前、サンフェリペS(当時GⅠ、今はGⅡ)の日でした。
翌週のサンルイレイSにシンボリルドルフが出走するので本当はそちらに行きたかったのですが、それだと入社式に出れなくなるかもしれなかったので涙を飲んであきらめました。
当時は今ほどネットが発達してなく海外競馬の情報を手に入れるのはかなり難しい時代でしたが、(どうやって知ったか今も思い出せませんが)なんとか調べてGⅠ競走に合わせて訪問しました。
勝ったバラエティーロードは私の中ではケンタッキーダービーの大本命でしたが次のサンタアニタダービーで惨敗し本番は出られませんでした。サンタアニタダービーの勝馬も11着に敗れましたが、3着のファーディナンドがケンタッキーダービー馬になりました。
私の中では結果はあまり出ていませんがやはりサンタアニタダービーが最も有力なケンタッキダービーのプレップレースです。
(過去6年、サンタアニタダービーからは昨年のジャコモのみで、ウッドメモリアルから3頭、アーカンソー・イリノイの中部のダービーから2頭です。しかしその前の3年間はサンタアニタダービーから出ていました)

さて今年ですが、西高東低が顕著なようで(今年が特別で、日本のように慢性的ではないのですが)、西のNO.1のブラザーデレクが大本命でしょう。しかし私の◎はUAEディクリートキャットです。
実際にTVでレースを見たのが大きいですが「情熱の炎」のためにも(本当に胃潰瘍になったのですか?)かって欲しいです。
後はタイムは悪いですが最近の有力プレップであるアーカンソーダービーを勝ったレイヤーロンの3巴だと思います。
その他のプレップ路線ではブラザーデレクに歯が立たないでしょう。
(「第一侍」がブルーグラスSを圧勝していれば候補になったのですが。アメリカの有力馬について今週のGCの合田さんの解説で確認します)

ちなみに先日、日本のバルバロが2勝目をあげました。
大井か盛岡のダービーに出て(日本ダービーは無理でしょう)、日米でバルバロがダービー出走(勝つのはどちらも無理でしょう)とならないかとちょっと期待してます。

では書き込みが長くなりスイマセンでした。
またよろしくお願いします。
// 2006.04.17 // 13:33 // URL // pom // edit //
 
>Heaven

グランドジャンプは、相当に白熱したレースだったみたいね。
ちらっと見たら、11歳カラジへの賞賛、ドラゴンも冬の王者としての意地を見せて、
ゴール板をすぎるまで目が離せない展開だったとは・・・。
カラジは来年も来る、という噂なので、今度は生で見たいものですわ。

カラジといい、サムソンの石橋騎手といい、ベテラン勢の活躍が目立つ今日この頃。
ギリギリ若手(といえるのか?)として、俺らもやらなきゃ!(笑)
// 2006.04.18 // 06:45 // URL // タカアキ // edit //
 
>pomさん

御丁寧にありがとうございます。オッズの計算、非常にわかりやすくて勉強になります。
しかし、ルドルフの時代に、海外競馬への渇望を抱いていたとは、その先見さに驚きと尊敬を抱く所。
たしかに、今と違いネットなどなく、情報も手にしづらかった時代。海外に行くだけでも分からないことだらけの所に、競馬を見に行ったという行動力。見習うべきところが多いです。
さて今年のケンタッキーダービー。もっかのところはBrother Derekが本命。この馬をサンタアニタで生で見られたというのは、やはり幸運だったと思っています。本番でもいい走りに期待。
それでは、また何かございましたら、ご教授のほど、よろしくお願いします(笑)
いつか、どこかの競馬場で会えることを楽しみにしつつ。
// 2006.04.18 // 06:51 // URL // タカアキ // edit //
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