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 ギリシャへの道は険しい 2。
2006.07.31(Mon)
18時半。やっとアテネ行きのバスが到着。
バスには満杯の乗客が乗っている。チケットとパスポートをドライバー兼添乗員らしきおっさんに手渡す。
オッサン「ヤパン?」
僕ら「Yes.」
オッサン「Do you have ビザ?」
僕ら「ビ、ビ、ビザ?」
オッサン「Yes. Greece no ビザ。But セルビア need ビザ」

Oh my god.なんと、目的地のギリシャはビザは必要ない(これは調べ済み)が、道中通るセルビア・モンテネグロにはビザが必要だというのである。背筋に冷たいものが流れた。どうするか。オッサンは僕らのパスポートとチケットを持って、どこかへ走る。嫁と二人、どうしようかと顔を見合わせる。まあ悩んでも仕方ないので、駄目なら駄目でヘレナハウスへ戻るしかない。
オッサンが戻って来た。OK?と聞くと、解らんというジェスチャーをしながら、取りあえず乗れと合図する。大丈夫なのか? 促されるままにバスに乗り込んだ。
バスは走り出した。僕らは訳も解らないままに揺られながら、気づいたら眠りに落ちていた。

目を覚ますと、ハンガリーの国境だった。似たような観光バスやら大型トラックやらで大渋滞。僕らを乗せたバスも徐行しながら、段々に国境を目指す。車内アナウンスで「パスポート~~~」と流れる。すると、屈強な国境警備隊が入ってきて、パスポートのチェック。スタンプを押される。全員分終わり、バスは再び走りだし、ちょっと進んでまた停車。今度はトイレ休憩である。車内にトイレはあったが、何故か使えない。それほど尿意はなかったが、これからのことを考えて、取りあえずバスを降りる。
すると、ドライバー兼添乗員のおっさんが駆け寄って来て「No,ビザ、OK!」と一言。よかった、と安堵のため息を漏らし、「Where is here?」と尋ねる。期待した通りに、ここはセルビア・モンテネグロだった。OKだったから良かったものの、もしビザ無しが駄目だったらどうなっていたのだろうか。このオッサン、本当に取りあえず僕らをつれて来たようだった。心臓に悪い。
セルビア・モンテネグロに入ってしまったことで、何か買うにもセルビアのお金がいる。ところが、僕らが持っているのはハンガリーフォリントだけ。これではトイレ(国境のトイレはだいたい有料)もいけない。オッサンに助けを求めると、なんとトイレ代を貸してくれた。150セルビア・モンテネグロ円(単位が解らない)を握りしめ、トイレへ走った。セルビアの思い出は、その小汚いトイレだけである。



その後は、これといって問題もなくバスは走り続けた。比較的バスは涼しかったので、狭いながらも寝る事ができた。あっという間に夜が明けて、陽が高くなり始めた。トイレ休憩のたびにバスを降りて、伸びをする。さすがに座りっぱなしなので脚が浮腫むし、床ずれのように痛くなる。乗る、走る、休憩、乗る、走る、休憩…を繰り返しながら、ついにアテネ到着。


結局、時刻は7月30日の18時をちょっと過ぎていた。ハンガリアン・カップル、いい加減な添乗員に別れを告げて、ホテルへ向かった。

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// 15:26 // 日記 // Trackback(0) // Comment(2)
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コメント
 
ヒヤヒヤですね…。
私もLAのメトロに乗ったとき、切符のチェックにあいました。(後から聞いたのですが、この抜き打ち切符チェックは、ものすごい確率らしいですね。)
で、「Day Pass $3」っての買ってたのですが、私の番の時、かなり慎重にチェックするんです。(もしかして切符が違うのか…)とかなりドキドキ。ごっつい黒人2人に何か言われたらどーしようとハラハラしましたよ。大丈夫だったのですけどね。
外国でのトラブルは本当に恐いです。勉強になりますけどね。
続きが楽しみですね~。
// 2006.07.31 // 22:27 // URL // kenken // edit //
 
さすがにビザ関係は心臓に悪かったです。もしかしたら、何も解らないセルビアで降ろされる可能性があったのですから(しかも深夜に)。
バス、電車、トラムなどのチケット抜き打ちチェックは東洋人を狙ってやるそうです。特にブタペストは結構捕まる東洋人が多く、反抗しようものならオマワリがやってきて、連行されます。
// 2006.08.01 // 17:22 // URL // タカアキ // edit //
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