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 史上最大の挑戦その2。
2006.06.22(Thu)
何度も言うが、僕が入ったのは“GENERAL ADMISSION”。まさに貴族の社交場。
そこに迷い込んだ謎の東洋人。それもTシャツにネクタイというルール無用の出で立ちで。それがこの日の僕だった。通りすぎる人が驚いたような顔で僕を見る。堂々と金を払って(ダフ屋からだが)入場したにも関わらず、さすがにいたたまれない雰囲気に陥った。やむなく、リュックを前に持ちネクタイを隠しながら歩く。それでもTシャツにジーンズ姿は目立った。僕以外、そんな野暮ったい格好をしている人間など誰一人いなかったのだから。
人目を逃げるように早足で、GENERAL ADMISSIONスペースの端まで歩いた。フェンスがあり、その向こうは憧れ?のSilver Ring(大衆席)。取りあえず人が少ない場所に座る。場違いとはこのことで、とにかく落ち着かなかった。半ばパニックに陥り、競馬どころの状況ではない。さて、どうしたものか。
すると屈強な警備員が近づいてきた。俺か? 俺なのか? やっぱり俺だった。
「Please show your Ticket.」
ふぅ。職質は予想はしていたが、いざやられると凹む。リュックからチケットを取り出し、警備員に突き出した。チケットと僕を交互に見ながら、
「OK.」
ついでに僕は、フェンスの向こう側を差しながら「Can I into there?」と聞いた。もしかしたら、高い席から安い席への移動ができるのでは、と一縷の望みをかけて。だが、結果は「No.」だった。フェンスの向こうを見ると、僕ほどラフな人間はいないしろ、こちら側よりはまだカジュアル。僕がいても浮かない。ダフ屋からチケットを買った自分を恨んだ。
落胆しつつも、入ってしまったのだから仕方がないと思い、僕の足取りを重くしている足枷『ネクタイ』を隠れて外した。注意されたら着用すればいいと、開き直った。
場内をブラブラしながら、写真を撮ったり、レースを見る。しかし、それでも所在のなさは解消されず、ほどなくして再びフェンス付近まで戻ってきてしまった。ドッと疲れて芝生の上に腰を下ろした。すると先ほどの警備員が再びやってきた。僕の足元を指差しながら、「sneaker」「ever」「nobody」とか何とか言った。言いたいことは解った。要約すれば(過去、スニーカーでそこに入った人はいないよ)ということ。驚いているのか、馬鹿にしているのか。その警備員は「Good!」と残して去っていった。

せめて洗ってくれば良かったか。

なにはともあれ、その警備員以外は特に止められたりはしなかった。伝統のロイヤル・アスコットにTシャツ&ジーンズ&スニーカーで侵入した僕は、完璧に場違いで浮いていたが、多分アスコットの歴史に名を残せたし(汚名か)、こんな体験はある意味貴重だろう。100%楽しめたとは言えないが、忘れ難い1日になったことは間違いない。
ただ、入場に戸惑って、オープニングセレモニーを見られなかったのは残念である。あと、再会を約束したp4p.さんとも結局会えず。それも心残りであった。
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// 08:28 // イギリス競馬 // Trackback(0) // Comment(7)
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コメント
 
  いや~、おもろかった(笑)。しかしライターとしては、普通に入場していたら、こんな面白い体験記は書けなかったんですから。良い体験じゃないですか~。次回は燕尾服で大衆席もいいですね♪
// 2006.06.22 // 13:42 // URL // とみへい // edit //
 
こんにちは。今回でコメント2回目のs_grade です。
(前回はかなり前の、旅行計画段階の書き込みのところにコメントさせていただきました。)

英国の競馬場に行かれたのですね。しかも「ロイヤル・アスコット」開催ですか!。すごい・・・。

英国の競馬場へTシャツ・ジーンズ姿で行くのは、普段のヒラ開催では問題ないですけど、ビッグレース開催時は、「厳禁」あるいは「タブー」ということを事前に知っていらっしゃれば・・・。その「堅苦しさ」というあたり、「伝統と格式を重んじる」英国ならではですね。

ダフ屋は、そういうことは充分知っているので、それであえてドレスコードが必要なチケットを、最初高い言い値で売りつけようとしたのでしょう。というか、英国の競馬場にダフ屋がいるとは・・・!。さすが「ロイヤル・アスコット」ですね。

でも、入場口で追い返されずに、幸運に中に入れたのでよかったですね。場内はかなり恥ずかしい思いをし、充分楽しめなかったと思いますが、それもまた旅行の思い出ですね。

・・・自分は、7月初旬に、「堅苦しさ」を承知の上、アイルランドのカラ競馬場と、ウインザー競馬場へ行く予定です。障害専用競馬場で1日中障害レースを見るという夢はなくなりましたが・・・。

航空券買った後、未訪のハリウッドパーク競馬場でのアメリカン・オークスに、アサヒライジングが出走すると聞いて、LAでもよかったかなとちょっと思いましたが、アイルランド自体、初めての国なので、これもまた楽しみにしています。

それでは!。
// 2006.06.22 // 15:48 // URL // s_grade // edit //
 
補足です。

ウインザー競馬場は、英国のロンドン近郊の競馬場です。
// 2006.06.22 // 15:51 // URL // s_grade // edit //
 
>s_gradeさん
自分でもよく追い返されなかったと、冷静に考えれば思っております。
服装のみならず、挙動もあきらかに不審でしたし、紳士淑女連中にしてみれば「こいつは一体なんだ?」といぶかしんだことだと思います。
英国競馬場、とくにアスコットは王室競馬場でドレスコードがあるということは知っていたのですが、僕が入ろうとしていたHealthという席は大衆席で、ドレスコードもないとか何とか書いてあったので、無謀にもラフな格好で突入してしまいました。せめてシャツでも持っていれば(実はワシントンのホステルで盗まれたのですが)と後悔しております。
7月初旬のアイルランドということは、アイリッシュダービーの観戦ですか?
楽しんできてください!
// 2006.06.22 // 20:20 // URL // タカアキ // edit //
 
>とみへいさん
ありがとうございます。
生きた心地はしませんでしたが、確かに一生に一度あるかないかの貴重な時間を過ごしました。アスコットにおける日本人の印象を猛烈に悪くしたかも…という懸念はありますがw
// 2006.06.22 // 20:24 // URL // タカアキ // edit //
 
タカアキ様
Silver RingかHeathにいると思っていたので、General Admissionは完全にノーマークでした。会えるわけないな・・・。
来年以降のドレスコードに『襟付きシャツ着用』なんて書かれていたら、まさにアスコットの歴史を書き換えたことになります。
来年のドレスコード、行かなくても要チェックです。

初めましてのs_grade様、カラ競馬場ですか。
僕もカラに行きます。
アイリッシュダービー観戦です。
// 2006.06.25 // 18:44 // URL // p4p. // edit //
 
>p4p.サン
不名誉な歴史ですが(笑)
アイルランド競馬、楽しんできてください!
// 2006.06.27 // 04:04 // URL // タカアキ // edit //
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