スポンサーサイト
--.--.--(--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
// --:-- // スポンサー広告
 史上最大の挑戦その1。
2006.06.22(Thu)
前回の記事と時間が前後するが、話は入場時に戻る。
アスコット駅に着いた僕は、人の流れに沿って無事に競馬場に辿り着いた。他の競馬場同様に、入場門横にチケットコーナーがあり、チケットを持っていなかった僕はそこで当日大衆席券(7£)を買うつもりでいた。ただ、述べた通りにTシャツ・ジーパン・スニーカーは僕一人。何となく躊躇しながらチケット売り場をうろついていた。すると謎のオッサンがチケットを見せながら、何やら話しかけてきた。ダフ屋だった。聞くと“Fifty-four Pounds”と言っていた。チケットを見ると“GENERAL ADMISSION"とタイプされている。一般入場券である。
そもそも日本ですらダフ屋からチケットなど買ったことのない僕は、首を横に降り「No, No.」を連呼。しかし、そのオッサンはしぶとく「Twenty Pounds」と半額以下を提示する。しかし、7£で入るつもりの僕はそれでも「No」と拒否。いい加減、無視して行こうかと思ったら、そのオッサンが苦肉の策で「OK,OK, Ten Pounds!」と出血大サービス。「Ten Pounds?」と思わず聞き返す僕。1/5以下の価格である。自分の置かれている状況も忘れ、そのチケットを買ってしまった。

完璧に浮かれていたのだろう。そのチケットを持って入場ゲートへ向かう。チケットを見せようとすると、受付のオバさんが「Tie!」とジェスチャーまじりで忠告してきた。「タ、タ、タイ?」と俺。「Yes.」と頷く受付。愕然とした。大衆席にはドレスコードはないが、僕が入ろうとしているのはGENERAL ADMISSION。バリバリにドレスコードがあったのである。男性はネクタイ着用が義務。泣きそうになり、再びウロウロしだす。その姿たるや、さぞ滑稽だっただろう。
しかし、そこはかのロイヤル・アスコット。チケット・コーナーでちゃんとネクタイの貸し出しをしているのだ。チケットカウンターに身を乗り出して、「Can I rent a tie?」と尋ねた。
「Do you hava a shirt?」
…そう。タイは貸してくれるが、僕は襟付きのシャツを着ていなかったのだ。これには絶望した。チケットコーナーの人も呆れ気味に笑いかける。僕は恥ずかしくなり、その場を立ち去った。

一旦、人目の少ない場所で落ち着き、策を練る。僕にチケットを売ったダフ屋を探してチケット突き返すか? 知らぬ存ぜぬを決め込まれるのがオチだ。ならばダフ屋からシャツを借りるか?それはいくらなんでも無謀だ。いっそ、無駄を承知で再び7£席のチケットを買おうかとも考えた。しかし、それではわざわざ出費を抑えるために部屋で待機している嫁にあわせる顔がない。
もう帰ろうかと思った。下調べをせず、浮かれてダフ屋などからチケットを買った僕が悪かったのだ。だが、と思いとどまった。なんのために物価の高いロンドンまで来たのだ?と自問自答する。
僕は再度、チケットコーナーへと走った。そして、「No, shirt OK?」と尋ねた。受付は「I think so.」と言った。タイの料金、5£を払い、紫色のTシャツにあわせて薄紫色のネクタイを受け取った。

旅の恥はかき捨てとはよくいったものである。タイさえあればshirtなしで入れるのなら、入ってやろうじゃないか。僕はTシャツにネクタイというあり得ない姿で、入場ゲートに向かったのである。

そこでも嘲笑された。が、僕は堂々入場した。
(さあ、思う存分競馬を楽しむぞ!)と思ったが、さらなる悲劇が僕を襲うのであった。
スポンサーサイト
// 08:04 // イギリス競馬 // Trackback(0) // Comment(2)
<<史上最大の挑戦その2。 | ホーム | Ascot写真館。>>
コメント
 
いつも楽しく拝見させてもらってますが、
今回は、今年で一番笑わせてもらったかもしれませんw
これには、思わず初コメントです。すごいっ!!
やっぱり紫には紫が合いますね。
// 2006.06.22 // 08:56 // URL // ロペス // edit //
 
ありがとうございます。
さすがに、このコーディネイトを決行するのには30分ほど考えました(笑)
そういえば、ブログ、リニューアルされたようですね。リンクはすでに変えておきました。
今度ハリウッドパークに行くようで。超強行スケジュールっぽいですが、お気をつけて。
// 2006.06.22 // 09:14 // URL // タカアキ // edit //
 コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

 トラックバック
トラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。