¥392,630也

ついに来ました、航空券。なんやかんやでぎりぎりになってしまいました。
この航空券の束が生命線。帰りのチケットまでが一つになっているので、なくしたらジ・エンドです。パスポートとともに無くせません。
ちなみに、成田から発ち、ロス~東海岸~イギリス~ハンガリー~オーストリア~ドイツ~フランス~オーストラリア~シンガポール~成田と巡る航路で、お一人様¥392,630也。子供の頃、漠然と想像していた世界一周よりはだいぶ破格のような気がします。
世界旅行は遠い夢ではない。便利な世の中になったものですな。
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有り難きいただきもの
今年一月に会社を辞めたわけだが、その際に送別会でいろいろと餞別替わりに旅の持ち物をいただいた。必要だが自分で買うのはなぁと言う、まさに痒い所に手が届く的なアイテムだったので、非常に助かったわけで。
また嫁のお母さんにも、これまた非常にありがたいプレゼントがあった。日本語以外ほとんど話せない僕らにとっては心強い味方である。
それでは、ちょっくりご紹介したい。
■グローバル電子時計
会社の同僚からいただいた品物。ドイツ、イギリス、日本、アメリカの四カ国対応のスグレモノ電子時計。なにかと遅刻が多かった(汗)僕には大変有り難い一品であります。問題は、電気系に弱いのでいまいち使い方がわからないこと(時刻セットのボタンがない!)。出発までに使い方をマスターできるであろうか・・・。
■お薬一式
こちらは、会社の社長夫妻からいただいた薬の数々。結構よく薬を常用しているので助かります。ちなみに貰ったその日(送別会)に早速胃薬を一服いただきました。酒が残りやすく、すぐ胃痛を起こすので・・・。
■電子辞書
こんな高価な物を貰って良かったのだろうか?嫁の御母様からの贈り物です。七カ国語対応&音声機能まで付いた最新の電子辞書。現地でいざというときには、この辞書の会話機能を駆使して乗り切るつもり。って、少しは英会話を勉強した方がいいのだろうか。中学時代の財産(通信簿は10段階で10!だった)では、何の役にも立ちゃしないのである。
ガイド的な・・・
今回の旅は、「行き当たりばったり」がコンセプトである。
が、いくら何とかなるさと思っても、競馬だけは真剣に考えたい。海外競馬に行っても、何もできないんじゃ本末転倒。競馬場の場所や馬券の買い方くらいは知っておくのが、競馬に対する礼儀だろう。
調べると、案外に海外競馬場ガイド風の書籍が出版されており、一応これらを参考にしてみようと思う。あまり主観が入らず、あくまで「ガイド」という態のものがいい。下記3冊が目に付いたので記しておこう。ちなみに「海外競馬に行こう!」はすでに持っている。
■海外競馬読本~世界の競馬の仕組みが詳しく分かる石川ワタルや合田直弘ら海外競馬に精通する人物が名を連ねる。中でも、一問一答コーナーなるものは興味深い。俺の様にズブの素人からの、素っ頓狂な疑問が乗っていれば、読む価値もあるのだが・・・・・・。
■矢野吉彦の世界競馬案内これは、グッとガイド寄りの内容っぽい。地域も世界各地にまたいでおり、かなり使えそう。各国競馬場のURLも掲載とあるが、アクセス先のページが解読できるかどうかは別の話だ。
■海外競馬に行こう!?新ヨーロッパ競馬場ガイドこれは既に購入済みの一冊。各国の競馬史から馬券の買い方、売店アレコレまで比較的詳しく記載されている。が、難点は欧州に限定されていることだ。今回最も未知なる「南米競馬」について、多少でも書かれていればこれ一冊でも充分事足りたのだが。
ザッと探しただけである。もし、「この本が使える!」という情報があったら戴きたい。というか、誰か教えてください…(このページを読んでいる人がどれくらいいるのかが問題だが)。
世界準一周競馬ルート
当初は、本当に競馬で北米から南米、ヨーロッパ、オセアニア、アジアを巡るつもりでいた。しかし、安全面、資金面を考慮して南米はパスせざるを得なくなってしまった。
一番楽しみにしていたアルゼンチンとブラジルの競馬に行けないでは、今回の旅の半分がなし得ない感じだが、それはまたいずれの機会にでも行きたいと思う。
とりあえず、今回の旅のルートを簡単にご紹介したい。
まず向かうは競馬大国アメリカ。成田からロサンゼルスに入り、2週間ほど滞在する予定。映画にもなったシービスケットの銅像がある
サンタアニタ競馬場に行く。調べた感じでは、開放感があり、古き良きアメリカの空気を讃えている競馬場のようだ。そして、東海岸へ。ルイビル、ワシントン、NYとまわり、米国のトリプルクラウンを生観戦!この旅最初の山場をいきなり迎えてしまう。
次は遥かヨーロッパ。ハンガリー、オーストリア、ドイツ、フランスと進路を取る。ここでのメインイベントはやはり凱旋門賞。ドレスアップしなければならないというのがネックだが、せっかくだからなんとか工面したいと考えている。あと、経由の関係で本場英国にもよれたら寄りたい。
いよいよ旅の終盤。オーストラリアである。国をあげての大イベント「メルボルンカップ」が目的である。噂では、オーストラリアの競馬はレベルが?だというが、伝統あるレースだけに、その臨場感や空気を存分に体験したいところ。
そして最後はシンガポール。スケジュール通りに行けば年末あたりになるため、ビッグレースは開催されないが、美しい競馬場でナイト競馬が開かれる。僕はあまり夜の競馬に馴染みがないので、これはこれで楽しみである。
駆け足になってしまったが、これが今回の旅の大まかなルート。むろん、途中でどんなトラブルに巻き込まれるかわからない。金が底をついたら志半ばで強制送還という事態もあるだろう。まあそれも含めて、無謀な旅の楽しみということで。
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